管理栄養士「減塩」はダイエットと同じ!
- 2017.04.28 Friday
- 12:53
こんにちは!
ソフィアプロモーション管理栄養士の深瀬裕奈です。
来週から早くも5月ですね!
待望のゴールデンウィーク!今年は自宅でバーベキューで楽しむ予定です♪
お店の方や食品メーカー様とお話ししていると
今の「食」トレンドを肌で感じることが出来ます。
まさにこの仕事の醍醐味ですね(笑)
最近のトレンドは「減塩」!
先日もS&B食品様
「スパイスとハーブの香りでおいしい減塩料理」の打合せ!
4/27〜29東京ビックサイトで開催予定!
ふれあいクッキングで36%減塩のメニューをご提案!
左が私、右が新入社員 佐野愛梨(管理栄養士取得見込)
減塩メニューのレシピ作成を頼まれることも増えています!
「えのきの減塩メニュー」
こちらは愛知県の生産者団体様のご依頼
旨味や香りの強い「ひらたけ」は減塩メニューにおすすめ!
今や朝食の定番「シリアル」も減塩メニューとして人気!
以前は栄養バランス等を全面に出していましたが、今は減塩にピッタリの朝食ということで売り出しています!
1食あたり食塩0.5gに押さえる食事はなかなかありません!
単なる塩味を減らすだけの減塩料理は、食べないダイエットと同じで、必ずリバウンドがあります。
無理にこういった減塩を続けると、身体がどうしても味の濃い物を食べたくなります。
「食べないと、食べたくなる」
今回のブログでは、それでも減塩を上手く続けるコツ教えます!
★塩分を摂りすぎると何がいけないの?
塩分は人が生きていくうえで重要であり、料理の味付けにも欠かせません。
ただ塩分の摂りすぎは、むくみや高血圧などの原因となり、腎臓への負担も大きくなります。
さらに濃い味付けは食欲が増したり、ごはんなどの主食の量が増える原因にも!
★食塩は1日どれだけ摂って大丈夫なの?
厚生労働省が改定した『日本人の食事摂取基準』によると、食塩摂取量は、成人男性は10g未満、成人女性は8g未満を推奨しています。
この数字を聞いてもなかなかピンと来ませんよね!
毎回食事を作る際にグラムを計るのも大変!是非実践的な目安を覚えてください!
食塩(小さじ1杯) 約5g
食塩(ひとつまみ) 約0.3g
味噌(大さじ1杯) 約2g
しょうゆ(小さじ1杯) 約1g
思った以上に普段のお料理で使っている塩の量は多いですよね!
塩分はほとんどの食材に含まれていますので、塩辛いものを食べていなくても、結果的に摂りすぎになることが多くなります。
そこで!
私がおすすめする減塩クッキング教えます!
大切なのは
塩を減らした分、何かを加えること!
これをしないと「がっかり減塩メニュー」になってしまいます!
酸味を利用する!
お酢、搾った柑橘汁、トマトなど・・・
酸味を加えるとすっぱさがアクセントになり、塩味と同じ満足感を生み出します。
お酢の食塩含有量は0g!お酢が好きな方は減塩も上手くいく方が多いですね。
ごま油を使ってコクを出す!
特に塩分が高くなる煮物の仕上げにごま油を1滴!
コクと旨味が加わり、薄味でも気にならなくなります。
お酒を利用する!
日本酒、紹興酒、ワイン、焼酎などを使い味に深みを出す。
素材を炒めた後に、塩の代わりにさっと振りかけるだけコクのある深みの味を楽しめます!
コショーを活用する
食卓に準備して、何か少し足りないという時には、食塩ではなくコショーをかけてみてください!
塩に合うお料理はコショーもすごく合います!
最後に!
病院で食事指導をしている友人の管理栄養士からおすすめの減塩方法を!
『メイン料理の塩を減らさずに、副菜の塩を減らす』
という方法です。
メイン料理の酢豚の味付けはそのままで!
副菜の冷やっこにお醤油をかけない!
全部我慢して薄味にするのではなく、一品に集中して味をつけることで、たとえ他が薄味でも満足できるそう!
多くの患者さんに喜ばれているやり方なんですって!
『好きな一品は塩分を減らさない』
是非覚えてくださいね!
少しずつ減塩して薄味に慣れてくると、味覚が敏感になり素材本来の味や食感などをより楽しめるようになります。
これが和食の面白いところですよね!
減塩料理の「味気ない」という気持ちは、「食」への興味を失わせます!
減塩料理を続けるコツは、自分が美味しいと思える味付けを探し続けることです!
この探すことが日々の「食」への興味を盛り立ててくれます!
「食」は前向きに楽しむもの!
減塩でお悩みの方は是非今回のブログを参考にしてくださいね!
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