管理栄養士「食」デトックス!春野菜
- 2017.02.24 Friday
- 12:06
こんにちは!
ソフィアプロモーション管理栄養士の深瀬裕奈です。
3月から首都圏・大阪・名古屋・福岡・仙台で2018年新卒セミナーを開催します。
私も恵比寿本社のセミナーに参加する機会がたくさんあります!
「食」に興味のある学生さんとお話し出来るのが今から楽しみです♪
3/1の0時よりセミナー受付開始します!
そういえば、最近すごく暖かくなってきましたね!
ぽかぽか春もすぐそこ!
暖かくなってくると、人の身体も活発に活動を始めます。春はエネルギーが発散され、新陳代謝がアップする季節。それに伴い、体内の老廃物を外に出す「デトックス」効果がグンと高まります。
よく「代謝を上げよう」と言われますが、簡単に説明にすると、酸素や栄養を取り込み、余分な物を排出することが”代謝”です。
デトックス!?
何だろう?覚えておこう
私たちの身体には、添加物や、外気といった化学物質による老廃物が、知らないうちに溜まっています。それらの毒素を溜め込むことで、免疫力が下がり体調不良や、むくみなどを引き起こしてしまいます。
「デトックス」とは、そんな毒素や老廃物を、体の外に排出することです。
体内の老廃物を外に出すには、「食」のチカラが欠かせません!
デトックス効果を活発にする
”春野菜”たち!
春野菜の独特な苦みは日本酒にピッタリですが、、、(笑)
この苦みのもとは、“植物性アルカロイド”という成分です。
身体にため込まれた老廃物を排出しやすくして、代謝を促す働きがあります!
春野菜は、肝臓の働きを良くする成分が豊富に含まれています。肝臓は身体に有害な物質を分解して体外に排出する働きを持つ、デトックス器官の要です。つまり!春野菜を食べて肝機能を高めることでデトックス効果が一層高まります!
キャベツに菜の花、せり、アスパラガス、新玉ねぎ、そら豆、筍、セロリ!
今回のブログでは春野菜のデトックス効果を高める美味しい食べ方をご紹介!
春キャベツは生で食べても、スープでも甘みがバッチリ!
春野菜!アスパラガス!
アスパラには、新陳代謝を活発にして、活力を高めるアスパラギン酸が豊富!
また、むくみや肝機能を改善させる効果もあります。
さらにアスパラギン酸には、胃腸の働きを高め、毛細血管を強くする「ルチン」や、造血作用のある「葉酸」も含まれています。
「ルチン」と「葉酸」を同時に摂れる野菜はすごく貴重です!
まるごとデトックス料理教えます♪
アスパラの香りごはん。
アスパラを1分ほど茹でた、ゆで汁でお米を炊きます。
アスパラは、ごはんが炊き上がってから入れ、1.2分蒸らします。アスパラの栄養素を余すことなく摂れるお料理!
香りが味に染み込む美味しいごはんです!是非一度お試しください!
春野菜!新玉ねぎ
春の新玉ねぎは、辛みが少ないので生食に適し、その栄養分を余すことなく摂ることができます。
玉ねぎには、善玉コレステロールを増やして血液をサラサラにする効果があり、涙が出る成分「シクロアイリン」はビタミンB1の吸収を高めて代謝を促す嬉しい働きがあります!
お手軽!新陳代謝アップの食べ合わせ!
「新玉ねぎ×キムチ」
新玉ねぎに含まれる食物繊維は、乳酸菌を含むキムチと合わせると、よりパワーアップ!
老廃物の排出を積極的に助けデトックス効果を高めます!
玉ねぎは大きめにスライスするのがオススメ!
春野菜!
今年こそ菜の花を食べよう!
小さい頃は、菜の花の「苦み」が苦手でも、大人になるとこの「苦み」にハマる方が多いですよね(笑)
菜の花は血液の流れを良くしてデトックス効果が大変高い春野菜です!
意外と知られていませんが菜の花はアブラナ科の、とても栄養価の高い緑黄色野菜!
ビタミンC・βカロテンがとても豊富!さらにビタミンA、B群、カルシウム、鉄分までがバランスよく含まれています。
特にビタミンCはほうれん草の3倍、βカロテンはピーマンの5倍もの含有量です。
まさにパーフェクトな野菜です!!
★菜の花のお料理のコツ!
つぼみの花が開いていないもので、葉の色が濃いものを選ぶのがコツ!
「辛し和え」や「お浸し」など、菜の花を茹でて調理するときは、ちょっと注意が必要です。
菜の花は茹ですぎると、ビタミンCやビタミンB 類などせっかくの栄養素がお湯の中に溶けだしてしまうので、サッと短時間で茹で上げるのがポイント。
最初に火の通りにくい茎の部分から茹ではじめるのも、美味しく仕上げるコツです!
菜の花のお料理レパートリー
おひたしや和え物が定番の菜の花ですが、油との相性も良く炒め物にも最適です。
相性が良い食材としては、「卵」がおすすめです。
卵は菜の花の苦さをマイルドにしてくれ、お子様でも大変食べやすくなります!
卵に含まれないビタミンCを菜の花が補い、食べ合わせの相性もバッチリ!
菜の花のくるみ和えは「日本酒」と相性抜群!
くるみも「植物性の卵」といわれるほど、タンパク質が豊富な栄養満点食材!
魚介類なら「まぐろ」が相性バツグン!
菜の花の苦味と相まって旨味が引き出されます。
冷凍保存の場合、菜の花は日持ちがしませんので注意しましょう。
その日のうちに食べないものは、湿らせた新聞紙かキッチンペーパーに包んで、冷蔵庫の野菜室に保管すれば2〜3日は日持ちします。
長期間保存するなら、さっと茹でたものをラップにくるんで冷凍してください!
春野菜を味わうときは、健康効果を高める食べ合わせも是非意識してみてくださいね。
その季節に身体が必要な栄養素をたっぷり含んでいるのが、旬の野菜です。
デトックス効果が高い季節というのは、いわばダイエットにピッタリの季節ということ!是非今回のブログを参考にしてください!
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